ぼくらのこじれたレイゾンデイト
少年・ゼクスはある夜、仕えていた屋敷の主人を殺害してしまう。
動転していたゼクスの元に窓を突き破って現れたのは、類稀な美貌を持つ少年・ヨハンだった。
第二の人生はじめました!!
相変わらず"ユーレイ生活"を満喫する琴子と、彼女に振り回される死神のソワカ。
そんなある日、見知らぬ少年に「お母さん」と声を掛けられて――?
黄昏の成るキャスケット
その廃教会には、天使が住んでいる。そして、何でも願いをひとつ叶えてくれる――。
そんな噂話を信じ、四条秋高はその場所を訪れた。天使によって、彼の願いは聞き届けられることになるのだが……。
第二の人生 はじめました!?
交通事故で不幸にも命を落とした琴子は、生きていたころに抱えていたあらゆることから解放され、幽霊としての生活を大満喫していた。 そんなある日、「君を迎えに来た」と見知らぬ美少年に声を掛けられて……?
ただしいバラの愛しかた
敷島旭は目覚めると、見知らぬ館の庭園の中にいた。
既に自分が死んでいることを聞かされた旭は、死の直前に自分が持っていたという「怒りや憎しみ」の感情を克服するべく、「欠片探し」と呼ばれる試練に挑んでいく。
星空の下のサナトロジー
綺羅びやかな街の一角にある、とある時計店。その店の扉は『サマーバケーションにつき2週間閉店』という張り紙が12年前から貼られたまま残され、今もぴったりと閉じられていた。これは、命なき者たちとの対話の物語――。
名も無き蝶が嵐を起こすまで
未練を残し事故死した黒澤ひかげ。次に目を覚ましたそこは、「揚羽堂」と呼ばれる謎の秘宝館だった。
秘宝館の主人である少年・くろとの契約により、未練を晴らすため現世に蘇ることになったひかげだったが……。
殯の大地
天変地異や原因不明の流行り病で、世界の人口は隆盛期から半数にまで減少していた。
小さな集落に住む少年・ナギサは、「廃墟に現れる幽霊少女」の噂を聞き、ある望みをかけて、彼女に会いに行く決意をする。
ゆる籠街の少年荘!! おかわり!!
ある日ひばりが少年荘の廊下で見つけた「目安箱」。管理人・よくは住人たちの要望を集めて、それを叶えてあげるというのだが……?
鳥籠街の少年荘
自殺を決意したひばりの前に現れたのは、古びた一軒の住宅と、外国人風のひとりの少年。
「少年荘」と呼ばれるその住宅に住む少年たちが下さなければいけない、ひとつの「決断」とは……。
冬幻郷の少年
街外れにある森のどこかに、地図には載っていない湖がある。
その湖には“ヌシ”が棲んでいて、辿り着いた者を一飲みにしてしまうという――。
あるかみさまのものがたり。
「さて、今回は少しだけおふざけをして、少しだけ幸せな時間を過ごす、もしも、のお話をしてあげるよ。」